カウンセラーコラム

2015-03-03【研修レポート】

箱庭療法セラピスト養成講座step1
箱庭療法を学びたいと思ったきっかけは、
以前、箱庭を作ったことがあり、不思議な癒しがあると感じられたのですが、
理論がわからず、なんとも消化不良だったため、いつかきちんと学びたいと思っていたからです。

【箱庭を作ってみて】
沢山のミニチュア達の前に立つと、自然と「このミニチュアがいい!」「これ以外には考えられない!」
というような特別な思いが特定のミニチュアに湧きあがりました。
ミニチュア達を納得するまで並べ、セラピーが進んで行くと、自然と涙が溢れ出てきました。
丁度、人生の節目にいる私は「大切なものを手放した寂しさ・わびしさ」や
「否が応にも変化していくだろう自分に感じる寂しさ・せつなさ」
そんな気持ちを抱えていたのですが、セラピーを通して、
「小口季子の新章」が始まっていることを、より前向きに捉えることができるように変化しました。
受容的な空間で、自由に箱庭を作り、またセラピストからフィードバックをもらうことにより、
抑圧され、大切にされていなかった感情を自身が受け取り、ここから先の未来に視点が切り替わりました。
とても素晴らしい体験でした。

【セラピストを体験して】
通常のカウンセリングと共通していると感じたところは、セラピストの構えが大きく影響するというところと、
率直なフィードバックにより、クライアントに気づきや変化をもたらすというところです。
違いを感じたところは、クライアントの表現したい世界が目の前にあり、共有できるというところです。
また、自然と、カウンセリングの時よりも、セラピストもクライアントもより自由な、子どものような?心になるため、
言語化できない気持ちや考えなども、表現しやすく、感じやすく、受け取りやすくなると感じました。
学びを深め、カウンセリングの中に必要に応じて取り入れられるようになりたいです。
受講し、必要性を確信しました。


沖縄での箱庭療法講座は初参加だったので、どんなだろ~??と思っていましたが、
目の前に広がる青い海と心地よい音楽。
夜は沖縄料理に舌鼓を打ち、帰宅後、宴会をしながらプチ交流分析講座が開かれ、あーでもないこーでもないと。
朝は、海辺を散歩したり、運動したり、ギリギリまで寝たり、箱庭を作ってみたりと、それぞれ自由にすごしました。
なんだかとても楽しく、癒され、お得感満載で充実した3日間でした!
小幡先生、芳野先生、一緒に学んだ皆様、ありがとうございました。
次回を心待ちにしています。
民間団体認定カウンセラー
傾聴ボランティア