カウンセラーコラム

2013-12-23【仕事】

カウンセラーになってからの自己変容
私はカウンセラーになるまで、悩みや弱みを人に見せることが出来ませんでした。

それは、私のことは私にしかわからない
(私の苦しみは私にしかわからない)と思っていたからです。

だから愚痴を言うのも聞くのも苦手で、自分のことは全部自分で決めて来ました。

そして
そんな自分は強くて、悩みを口にする人や愚痴をいう人は弱いと思い込んでいました。

でも強いはずの私は、いつも何かに悩み苦しんでいました。

当時、特に悩んでいたのは「育児」で、ストレスも悩みも全部1人で抱えていたために
心も体も悲鳴をあげていました。

本当はカウンセリングを受けたかったけど
人を頼れない私は、自分がカウンセラーになって自分を救おうと思ったのです。

そして実際にカウンセラーになりました。

でも、当時思い描いていた感じと、良い意味でずい分違っていました。

私はさらに強くなりたくて、この世界に入ったのですが、
強くなれるというより「楽」になれる世界でした。

カウンセラーはいろんな勉強をし、いろんな経験をします。
そして実際にカウンセリングも受けます。
いろんなカウンセラーとも出会います。

初めはカウンセリングを受けても本音を話せず、当たり障りのないことばかり話したり、
弱みを見せることが出来ずにいましたが、勉強や経験を積んでいくうちに
私のカウンセラーや先生との信頼関係が出来てきて
本当の私、本当の気持ち、本当の弱さ
が見えて来るようになったのです。

そして
どうして今まで人を頼れなかったのか
どうして苦しむのか
などを一緒に考えてもらいました。

私が人を頼れなかったのは、幼い頃に特殊な経験をしたために
「私の気持ちは私にしかわからない」
「話したところで何も変わらない」
と思い込んでいたのが原因だとわかりました。

苦しんでいたのは
「本当はわかって欲しい」
「本当は誰かに助けて欲しい」
という気持ちがあったからでした。

そのアンバランスさが、
私の性格や生き方を歪ませていたのです。

そしてその時、私のカウンセラーが
「そうっだんだ‥それはさぞ苦しかったろうに‥」
と親身になって言ってくれた時は、何かから解放されるようでした。

それは到底1人で出来ることではありません。

これは、
人を頼ること、1人じゃ出来ないことが
実感できた経験の1つです。

だから今は、生きていくのが「楽」になりました。

もしまた何か悩むことがあっても、もう大丈夫です。
私には信頼できるカウンセラーや先生や仲間がいるからです。

もしタイムマシーンがあるなら苦しんでいた頃の私に会って
「そんなに苦しまないで。力をぬいて、素直になって、誰かに助けを求めて」
と言ってあげたいです。

カウンセラーは、自分の成長を実感できる仕事です。

私はカウンセラーになって本当に良かったと実感しています。
心理カウンセラー養成講座
コミュニケーション講座
傾聴トレーニング講座
恋愛心理分析講座
自己分析講座
自己実現講座

上記の講座を受講後、各講座の講師資格を取得、
同時に心理カウンセラーとしても活動。

株式会社JPA 電話カウンセラー養成講座修了

【その他】
日本語教師の資格を取得

現在、日本語学校の非常勤講師として、
外国人留学生に日本語を教える仕事もしています。

留学生はホームシックや文化の違い等から、
メンタルバランスを崩しがちなので、
日本語学校でもカウンセラーの資質を活かしながら勤務しています。