カウンセラーコラム

2013-12-17【研修レポート】

「変わっている」私の話
こんにちは。斎藤です。初めてのコラムになりますが、今回は私自身についてお話させてください。

小さい頃から現在に至るまで、私は「変わっているね」と言われます。
家族からも先生からも友達からも。

昔は何故だか分からなかったけれど、今は何となく分かります。
一つは「普通」が今一つピンとこないから、もう一つは「普通」と言われるのが面白くないからです。

一番古い記憶は幼稚園で芋掘りに行った時の集合写真です。
みんなが収穫した芋を持って笑顔なのに私だけは腕を組んでそっぽを向いているのです。
「芋を持っていたら「普通」でつまらない」と思ったからです。…後で母親から叱られました。

それから、小学校の図工で「気になる家を作りましょう」と言われて真ん中にエレベータがあるだけの家を作ったこともあります。
だって、そんな家があったら気になるでしょう?…でも先生からはふざけている、と叱られました。

このようなエピソードは沢山あります。
その度に大人から叱られていたので、さすがに悩んだ時期もありました。
思春期の頃でしたが、あの頃は今思えば本当にしんどかったです。
「普通」でないと大人からは叱られるし、同世代からは奇異の目で見られるのです。

だからその頃の私は「普通」を真剣に研究していました。
自分のやりたいように、ではなく周囲の反応を見ながら「普通」でいるのが私には大変なことでした。
みんなどうやって「普通」をやっているんだろう…。

この先も一生、続けられる自信はありませんでした。
そこでもっと楽に&うまくやれる方法はないかなあ、と考えました。

結果、私は「普通」でないことが(比較的)歓迎される選択肢を選んできたように思います。
大学では「「普通」でないって何だろう」と心理学を学び、
仕事もサラリーマンではあるものの「普通」でなくてもやっていけるような職に就きました。
何年か経つにつれ、「独創的なアイデアだね」などと言われ、成功体験もあり自信がついたように思います。


おそらく周囲の目は今でもあまり変わっていないと思います。
仲の良い友人や家族からも「変わっているね」と言われています。

でも少なくとも、私自身の考え方は変わりました。
「人がどう思おうが人は人、自分は自分」と思えるようになりました。

周囲に大きな迷惑をかけなければ「普通」でなくても良いと思います。
「普通」であろうとなかろうと好かれる時は好かれるし、嫌われる時は嫌われるのです。
万が一嫌われてしまったとしても世の中には沢山の人がいます。
必ず自分を好きになってくれる人がいるはずです。

もし、同じような状況で悩んでいる方がいたならば、いかがでしょう。
もっと楽に&うまくやれるようになるには…を一緒に考えてみませんか。

私は、あなたが楽に&うまくやれるようなお手伝いができればと考えています。

産業カウンセラー
キャリア・コンサルタント

仕事ではキャリアや職場のトラブルなどで相談を受けることもあります。